筋膜炎とは?発症の原因と症状について
目次
筋膜炎とは?
筋膜炎とは、筋肉を包む膜である「筋膜」に炎症が生じることで痛みや不快感を引き起こす状態を指します。一般的には「筋膜性疼痛症候群(MPS)」と呼ばれることもあり、明確な器質的損傷がないにもかかわらず慢性的な痛みを伴うことが特徴です。
筋膜炎|主な症状
筋膜炎の症状は以下のようなものが一般的です。
1. 筋肉・筋膜の圧痛(押すと痛い)
特に「トリガーポイント」と呼ばれる圧痛点に強い痛みを感じます。トリガーポイントはしこりのように触れることもあります。
2. 放散痛
トリガーポイントを押すと、痛みが別の部位に「飛ぶ」ように感じることがあります(関連痛・放散痛)。
3. 慢性的な鈍痛やコリ感
特定の部位に持続する鈍痛や、重だるさ、コリ感を訴えることが多いです。
4. 可動域の制限
筋膜の癒着や緊張により、関節の動きが制限されたり、伸ばすと痛むといった症状が現れることがあります。
5. 筋肉のこわばり・つっぱり感
朝起きたときや同じ姿勢を続けた後に、筋肉がつっぱるような感覚が生じることがあります。
筋膜炎を発症しやすい部位
筋膜炎は身体のさまざまな部位で起こりえますが、特に以下の部位で多くみられます。
- 首(僧帽筋・胸鎖乳突筋など)
- 肩(肩甲挙筋など)
- 背中(広背筋・脊柱起立筋群)
- 腰(腰方形筋など)
- 臀部・太もも(大臀筋・中臀筋・大腿筋膜張筋など)
筋膜炎の特徴
1. レントゲンやMRIでは異常が見つかりにくい
器質的な損傷がないため、画像検査では原因がはっきりしないことが多く、慢性的な痛みの原因として見逃されやすい傾向があります。
2. 反復動作に起因することが多い
過度な運動や労働などが原因で筋膜に過剰なストレスがかかり、炎症や癒着を起こします。筋膜炎は肉離れの状態より手前ですが、反復動作による筋肉の負荷は違和感や痛みとなって症状が出てくるケースがあります。
筋膜炎と他疾患との鑑別
以下のような疾患と間違われやすいため、慎重な診断が必要です。
スクロールできます
| 疾患名 | 相違点 |
|---|
| 筋肉痛 | 一過性で、動かすと軽減することがある |
| 筋挫傷・肉離れ | 明確な外傷歴や運動中の受傷がある |
| 頸椎症・腰椎椎間板ヘルニア | 神経症状(しびれや麻痺)を伴うことが多い |
| 線維筋痛症 | 全身に広範な痛みがあり、重篤な疲労感を伴う |
筋膜炎の処置方法
- 負傷箇所の圧迫による安静
- 特殊電気治療を用いた筋細胞の回復促進
- 運動復帰までの自重リハビリ
- 競技に合わせたリハビリ実施
- 運動復帰時にはテーピングサポート
- 運動強度を上げるための、トレーニング
川越いのうえ接骨院整体院では、お一人お一人のご要望に合わせた処置とサポートを行っています。競技復帰はもちろんですが、運動機能の向上などのサポートまでできる接骨院となっています。
筋膜炎かも?と悩んだら!
筋膜炎は、筋肉の使いすぎや不良姿勢などから筋膜が炎症を起こし、慢性的な痛みや不快感を引き起こす疾患です。レントゲンやMRIなどで明確な異常が見つかりにくいため、筋膜の圧痛点(トリガーポイント)の有無や筋緊張の状態を丁寧に評価することが重要です。
川越にあるいのうえ接骨院整体院では、近隣の小学生~高校生まで幅広い運動競技のサポートを行っています。スポーツによるケガや痛みなどでお困りの際には、適切な処置・リハビリまでを含めて対応可能ですので気軽にご相談ください。