腸脛靭帯炎の原因とは?症状を改善する方法
目次
腸脛靭帯炎とは
腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)は、太ももの外側から膝の外側にかけて走る「腸脛靭帯」が炎症を起こすことで、膝の外側に痛みを生じる障害です。
別名「ランナー膝」と呼ばれ、ランニングや自転車など膝の屈伸を繰り返すスポーツで多く見られます。
腸脛靭帯炎の発生原因
- オーバーユース(使い過ぎ)
- 長距離ランニングや過度な練習により、腸脛靭帯と大腿骨外側顆(膝の外側の骨)が摩擦して炎症を起こす。
- ランニングフォームの乱れ
- 足の着地が内側や外側に偏っている、X脚やO脚などのアライメント不良。
- 硬い路面や斜面での走行
- 柔軟性の不足
- 大腿筋膜張筋や腸脛靭帯が硬いと、摩擦が強まりやすい。
- 筋力バランスの崩れ
- 臀部や体幹の筋肉が弱いと、膝の安定性が低下し腸脛靭帯に負担が集中する。
関連する組織
- 腸脛靭帯:骨盤から太もも外側を通り、脛骨外側に付着する強靭な靭帯。
- 大腿筋膜張筋:腸脛靭帯の起始部に関わり、柔軟性低下で張力が増す。
- 大腿骨外側顆:腸脛靭帯と擦れ合う部位で、炎症の発生源となりやすい。
- 殿筋群(中殿筋・大殿筋):骨盤・股関節の安定性に関与。弱いと腸脛靭帯に負担が移行する。
腸脛靭帯炎になりやすい人の特徴
- ランニングやマラソンを日常的に行っている人
- 自転車や登山など膝を繰り返し使うスポーツをしている人
- 膝のアライメント異常(O脚・X脚)がある人
- 柔軟性が低く、太ももの外側が硬い人
- 臀部や体幹の筋力が弱い人
- 練習量が急に増えた人や硬い路面を多く走る人
腸脛靭帯炎の主な症状
- 膝の外側の痛み
- 走り始めは違和感程度だが、進行すると強い痛みで走行困難になる。
- 特定動作での痛み
- 階段の昇降やしゃがみ込み、長時間のランニングで増悪。
- 圧痛
- 膝外側の骨(大腿骨外側顆)の部分を押すと痛みが出る。
- 張り感や違和感
- 休むと軽快するが再発しやすい
- 一時的に痛みが治まっても、再開すると再発するケースが多い。
放置した場合の影響
軽度のうちは走行中のみの痛みにとどまりますが、悪化すると日常生活の階段や歩行でも痛みが出るようになります。また、慢性化すると運動制限やフォームの乱れから他の障害(腰痛や股関節痛)に波及する恐れもあります。
最初の痛みや違和感のうちに処置を行うことで、二次疼痛を防ぐことが可能になります。川越いのうえ接骨院・整体院では痛みの状態やご要望に合わせた施術を行っております。
ランニングによる膝の痛みや足の痛みでお困りの際には、当院へ一度ご相談ください。