
- 最近股関節が気になる
- 股関節の動きが最近悪い
- つまっている感じがする
- 階段の上り下りがツライ
- 体重を乗せると痛みが出る

「股関節のつまり感」とは?
股関節の「つまり感」とは、足の付け根のあたりで何かが詰まっているような、引っかかるような違和感や可動域の制限を感じる状態を指します。痛みを伴うこともありますが、痛みがないまま「動かしにくさ」だけを感じるケースもあります。
運動中や日常生活など、さまざまな時に股関節の不調を感じるというケースは少なくありません。
また、普段の動きに深く関わる関節だからこそ早めの対処が大切になってきます。
主な自覚症状

- 足を前に上げると詰まる感じがする
- 開脚やしゃがみ動作がやりづらい
- 歩行時に股関節が引っかかる
- 長時間座った後に動き出すと重だるい
股関節のつまり感は、違和感から始まり、徐々に可動域の低下などの症状が顕著になっていきます。初期症状の状態で検査や施術などの処置が大切になっていきます。
原因となる代表的な疾患・状態
● 股関節インピンジメント(FAI:大腿骨寛骨臼インピンジメント)
【概要】骨の形状異常によって、大腿骨と骨盤の骨がぶつかることで、関節内で詰まりやすくなる。
【特徴】若年〜中年のスポーツ愛好家に多く、特に股関節を深く曲げたときに詰まりや痛みを感じる。
● 変形性股関節症(初期段階含む)
【概要】加齢や負荷の蓄積により、関節軟骨がすり減り、関節内が狭くなることで可動域が制限される。
【特徴】40代以降の女性に多く、詰まり感→違和感→痛みへと進行することがある。
● 関節唇損傷
【概要】股関節の関節唇(軟骨の縁部分)が傷つくことで、滑らかな動きが妨げられる。
【特徴】クリック音や引っかかりを感じる。FAIと併発するケースが多い。
● 筋肉や腱の柔軟性低下・滑走不全
【概要】腸腰筋・内転筋・外旋筋群などの柔軟性が低下すると、関節の動きに制限がかかり「詰まり」を感じやすくなる。
【特徴】痛みがないのに動きが悪い・開脚で硬いなど。
股関節の構造と「つまり感」の関係
股関節は「球関節(ボール・アンド・ソケット)」構造で、広い可動域を持っています。
しかしこの自由度が高い反面、構造的なズレや筋肉のアンバランスがあると、骨や軟部組織が衝突し「つまり感」を生じやすいのです。
また、先天性股関節脱臼などを経験されている場合には関節臼(くぼみのこと)が浅いこともあり、筋肉への負担が増えるということも考えられます。
セルフチェック方法
以下の動作で詰まり感があるか確認してみましょう。
- 仰向けで膝を抱えると、足の付け根が詰まる感じがある
- 足を内側に倒したときに引っかかる
- 正座やしゃがみこみができない
※一つでも該当する場合、関節の可動域制限や構造的異常の可能性があります。
「つまり感」は放置してはいけない
「股関節のつまり感」を放置してしまうと、徐々に以下のような症状が出てくる可能性があります。
- 軟骨や関節唇への負担が進行し、変形性関節症へ移行するリスクあり
- 姿勢や歩行に悪影響を及ぼし、腰痛や膝痛の原因にも
- 日常生活の活動レベルが低下し、筋力の衰えを招く
対処法と治療方法
● 医療機関での評価
- レントゲン、MRI検査で骨や関節唇の損傷、FAIの有無を確認
- 動作分析と関節の可動域評価
● 保存療法(多くのケースで効果あり)
- 股関節周囲筋のストレッチと強化(腸腰筋・大臀筋・中臀筋など)
- 姿勢と体重のコントロール
- インソールや靴の見直しによる下肢アライメントの調整
川越いのうえ接骨院では、股関節のつまり感に対する施術・リハビリのサポートが可能です。お身体の状態に合わせて、施術を行っていきますので股関節のお悩みはご相談ください。
● 手術療法(重症例)
- 骨の削整(FAIや関節唇損傷の処置)
- 関節鏡視下手術による関節内の修復
「股関節のつまり感」は早期のケアが大切

股関節の「つまり感」は単なる違和感ではなく、関節の異常や老化のサインである可能性があります。
早めの対応と適切なケアにより、多くは手術に頼らず改善が可能です。気になる症状や違和感がある場合は、川越いのうえ接骨院へ一度ご相談ください。














