ストレートネックになる人の特徴について
目次
ストレートネックとは
ストレートネックとは、本来ゆるやかな前弯カーブを描いている頸椎(首の骨)がまっすぐに近い状態になってしまうことを指します。
医学的には「頸椎の生理的前弯が消失した状態」と呼ばれ、近年はスマートフォンの普及やデスクワークの増加により増えている現代病のひとつとされています。
ストレートネックの発生原因
- 姿勢不良
長時間の猫背姿勢やうつむき姿勢で、首に前方向への負荷がかかる。
- 長時間のデバイス使用
スマホ・PCを使う時間が増えることで、頭が前に出た「ストレートネック姿勢」が習慣化。
- 筋力低下
首や背中の筋肉が弱まると、頸椎を支える力が低下し、正しいカーブを保てなくなる。
- 枕や寝具の影響
高すぎる枕や合わない寝具が、睡眠中に頸椎の形を崩す要因になる。
- ストレスや緊張
精神的ストレスにより首・肩の筋肉がこわばり、柔軟性を失うことでまっすぐに固まりやすい。
基本的には、姿勢が大きく関与してきます。また、長時間同じ状態でいることは身体へ気づかないうちに負担をかけている可能性がとても高いです。
角度別の推定負担について
| 前傾角度 | 首にかかる推定荷重 | 自然頭位(0°)比での負担割合 |
|---|
| 0°(直立) | 約4.5〜5kg | 100%(基準) |
| 15° | 約12kg | 約240% |
| 30° | 約18kg | 約360% |
| 45° | 約22kg | 約440% |
| 60° | 約27kg | 約540% |
スマートフォンを操作するときに無意識に約40°ほど前傾していると言われているため、20㎏近くの負担がかかっていることがこの表からお分かりいただけると思います。
ストレートネックに関連する組織
- 頸椎(C1~C7):首を支える骨。前弯カーブが消失すると周囲の組織に負担が集中する。
- 僧帽筋・肩甲挙筋などの筋群:首から肩にかけて広がる筋肉。常に緊張してこりや痛みを生じやすい。
- 神経根:頸椎から出る神経が圧迫されることで、手のしびれや感覚異常につながる。
- 椎間板:クッションの役割を持つ組織。ストレートネックにより圧力が偏り、変性やヘルニアのリスクを高める。
関節・筋肉・神経など様々な箇所へ徐々に影響が出てくるのが大きな特徴です。
ストレートネックになりやすい人の特徴
- デスクワークや勉強で長時間同じ姿勢を取る人
- スマートフォンを1日2時間以上使う人
- 猫背や巻き肩など姿勢が悪い人
- 運動不足で体幹や首周囲の筋力が弱い人
- 枕や寝具が合わず首に負担をかけている人
- 精神的ストレスが多く、首肩の筋肉が緊張しやすい人
ストレートネックの主な症状
- 首や肩のこり・痛み
常に筋肉が引っ張られることで慢性的なこりや重だるさが出てきます。
- 頭痛
特に後頭部からこめかみにかけての緊張型頭痛が多いです。
- めまい・吐き気
自律神経の乱れや血流不全が影響することが稀にあります。
- 腕や手のしびれ
神経が圧迫されることで手先に違和感やしびれを感じる場合があります。
- 眼精疲労
首の緊張から血流が悪くなり、目の疲れやかすみを伴いやすくなります。
- 集中力低下・全身倦怠感
慢性的な痛みや頭痛が続くと、仕事や日常生活に支障をきたすことがあります。
放置した場合の影響
ストレートネックを放置すると、単なる首こりや肩こりにとどまらず、頸椎ヘルニアや自律神経失調症などのリスクを高める可能性があります。
これらの症状が長期化すると改善にも時間がかかるため、早めの対応が重要です。
川越いのうえ接骨院整体院では、日常生活の痛みや不調に対する施術をしっかりと行っています。お身体の状態に合わせた施術方法をご提案しておりますので、首の痛みやストレートネックで既にお困りの方は気軽にご相談ください。